
予算を削減したらできる事を考える
自分の理想を叶えるために気づいたら思った以上にお金をかけてしまうのが家づくりの怖いところ。
実際に住宅会社に勧められるまま良いとされる提案を採用して借り入れ限度いっぱいまで予算が膨らんだ……というお話もあります。
もちろん一生に一度とも言える大事な家を建てるとなると良いものにしたいと思うのは当然だと思いますが、予算を削減できたら他にどんな事ができるかというのを考えてみるのもいいかもしれません。
ここ最近は木材をはじめとした原材料費の高騰によって建築費もずいぶん高くなっています。
また土地の購入も考えている場合は津波や土砂災害を避けた安全な土地を買うとなると土地代も高くなってしまいます。
総予算が4000万円だとすると、そのまま進めるという選択だけではなく、なんとか500万円を減らした場合、住宅ローン金利も合わせると600万円ほど予算が削減できます。
35年ローンで考えた場合、年間で171,428円、月々14,285円の返済額が削減できるという事になります。
そうすると、そのお金を家族旅行や資産運用、スキルアップや健康のための自己投資に回すこともできます。
いいお金の使い方をしてもらいたい
家づくりをする時に前向きに取り入れてみた方がいい事として住宅会社だけではなく、お金の専門家に話を聞いてみるというのもお勧めです。
お金のプロであるファイナンシャルプランナーさんへの相談料が数万~数十万かかったとしても良い提案をしてくれる方であれば、その金額以上のリターンをもたらしてくれます。
自分の将来のプランが曖昧なまま住宅会社だけに相談すると、どうしても住宅だけにお金がかかる方向に進んでしまいますからね。
家づくりをお手伝いする私たちにとっても、家だけではなくお客様の生活全体が豊かになることを望んでいます。