
SIMPLE NOTEでは、よく廊下が無い家を提案しています。
一般的な廊下で区切られた家と廊下が無い家のメリットやデメリット、
気をつけてもらいたい事などをご紹介します。
家を建てる上での参考になれば幸いです。
廊下が無い家のメリット
- 廊下の分だけ居室や収納などのスペースを多く確保できる
- 移動距離が短く動線がスムーズ
- 廊下で遮らないので室内の温度差が少なく快適
- 必ず部屋を通るので家族とのコミュニケーションが取りやすい
- 廊下の壁がない分、採光や通風が遮られず快適
- ドアの本数や壁が減る分だけコストカットできる
廊下が無い家のデメリット
- エアコンの稼働率が高い
- 音や匂いが伝わりやすい
- 来客時の視線が気になる
- LDKや玄関から室内が丸見えになる
工夫でデメリットを解決する
これまでのメリットとデメリットを見ると、家を建てる時に
何を優先したいかによって良くも悪くもなる部分である事がわかります。
そうすると、なるべくデメリットを減らす工夫をすれば、
とても心地よい家ができるのでは無いでしょうか。
・高気密高断熱の住宅を建てる。
家全体を心地よい空間にしようと思うとエアコンの稼働率が高くなります。
ですが、家を建てる時に高気密高断熱住宅を建てることによって
電気代などを抑えつつ快適な空間はつくれます。
元々家全体を快適な空間にしたいという思いを優先させたいのであれば
廊下が無いメリットを活かすためにもスペック面を考慮した家づくりをする事は大切です。
また、2階建と平屋でも事情が変わってくるので生活する上で何を重視するかを
はっきりさせる事も大切です。
例えば家全体の温度差よりも二世帯住宅など個人のプライバシーを優先させたいのであれば
各空間を廊下で区切るというのも大切な事だと思いますし、
まずは何を優先させたいかを考えると答えは見えてきます。
・間取りの工夫
音や匂い、来客時のプライバシーの問題は設計の工夫で解決できます。
壁やドアの方向、収納の位置や建材選びなどで住みやすさが大きく変わってくるので、
気になるところはしっかりと伝えることが大切です。
特にトイレ等の水回りの位置、部屋の出入り口の向きや収納、壁の位置など、
後悔しないためにもしっかり考えたいところです。